富田茶臼山古墳

富田茶臼山古墳

 

四国で最大の前方後円墳・富田茶臼山古墳

みろく自然公園から北方を見下ろす位置に四国最大の規模をもつ富田茶臼山古墳があります。
畿内の大型前方後円墳に共通した盾形の周濠と周庭帯が巡る特徴をもっており、中央大和朝廷との強い結びつきを物語る貴重な文化遺産として国指定文化財となっています。


特 徴
墳丘形状は、三段築成の前方後円墳である。
墳丘規模は全長139m、後円部径91m、前方部長48mで後円部に比べ前方部が短い。
墳丘の高さは後円部項部で標高66.3m、前方部はこれより約3m低い。
前方部の幅は77mで後円部径よりも小さい。
作り出しや張り出し等の施設は認められない。
葺石は墳丘一段目にはなかったと考えられる。
周濠は、前方部側が狭くなる盾形で、類例の乏しい形状である。
周庭帯は周濠南外側に広がっている幅15mの平坦地がこれに相当すると考えられるが、これ以外に明瞭な痕跡は認められない。
出土遺物は円筒埴輪が多く、朝顔形、形象埴輪は少ない。土師器、須恵器は少量出土している。
築造年代は、埴輪の特徴から5世紀前半と考えられる。
主体部の規模、築造や副葬品については、発掘調査を行っていないため不明である。
3基の陪塚が付随している。
 
さぬき市教育委員会生涯学習課
〒769-2401 香川県さぬき市津田町津田138-15
TEL 0879-42-3107 FAX 0879-42-3208