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泌尿器科


診療科の概要

泌尿器科とは、尿を生成する臓器(腎臓、尿管、膀胱及び尿道)、周辺後腹膜臓器(副腎)と男性生殖器(精巣、精巣上体、精嚢、前立腺、陰嚢及び陰茎)に生ずる疾患を取り扱っています。例えば、腫瘍(癌)、炎症(感染症)、結石、先天異常及び臓器不全です。

患者さんの症状には、「尿に血が混ざる」、「尿が出にくい」、「尿が漏れる」、「尿が頻繁に出る」など尿、排尿に関するものから炎症、結石などによる「痛み」、「発熱」など様々です。

腎不全に対する治療としては、血液透析及び腹膜透析を昭和61年から行っています。血液透析は、16台の機器を使用し、月・水・金曜日は2グループ2交代制で、火・木曜日は1グループで行い、38名を機能的満床とし、常時38~43名の患者さんがおられ、適宜近隣の透析病院に紹介し、満床状態を解消している状況です。月・水・金曜日は、2交代制ですので午後から開始する患者さんもおり、終了は20時前後となります。

その他の血液浄化療法としましては、急性腎不全、肝不全、多臓器不全などが発生した場合は、集中治療室で持続血液濾過透析を、急性薬物中毒には血液灌流を、内科からの依頼による各種疾患に対する血漿交換、血液吸着などを行っています。

以上、当科の業務内容を紹介しましたが、その特徴は、専門的な分野における急性疾患や慢性疾患に対し、内科医のごとく診断と治療を行い、また、外科医のごとく手術療法も行う診療科であります。したがって、他院及び他科から、より専門的な治療目的に紹介されることが比較的多い傾向にあります。もちろん、自らの意志で当科を受診される患者さんもいらっしゃいます。

初めて受診される患者さんで当科を受診すべきかどうか分からない場合は、お気軽に受付、総合窓口、当科外来等にてご相談ください。

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