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トピックス (1KB)

(1)総務大臣による5町廃置分合の官報告示がなされる
 4月1日から津田町、大川町、志度町、寒川町及び長尾町を廃し、その区域をもって新たに「さぬき市」を設置する旨の合併・市制施行に伴う香川県知事から総務大臣への届出に対して、平成13年11月19日に総務大臣による「市町の廃置分合」に関する官報告示がなされました。
 これにより、法に基づいたすべての手続きが完了したことになり、正式に4月1日に「さぬき市」が誕生することとなりました。
 なお、官報告示の全文は、次のとおりです。

(総務省告示第706号)
   市町の廃置分合
 地方自治法(昭和22年法律第67号)第7条第1項の規定により、香川県大川郡津田町、同郡大川町、同郡志度町、同郡寒川町及び同郡長尾町を廃し、その区域をもってさぬき市を置く旨、香川県知事から届出があったので、同条第6項に基づき、告示する。
 右の処分は、平成14年4月1日からその効力を生ずるものとする。
 平成13年11月19日
総務大臣 片山虎之助


(2)県知事より合併の処分決定書が伝達される。
処分決定書伝達の様子 (17KB) 10月25日(木)、平成14年4月1日から津田町、大川町、志度町、寒川町及び長尾町を廃し、その区域をもって新たに「さぬき市」を設置するものとする知事の「廃置分合処分決定書(合併許可書)」が、香川県庁において真鍋県知事から小西会長(長尾町長)に伝達されました。
これは、県議会での議決を受け、真鍋県知事が10月25日付けで合併市制施行の処分決定をしたもので、同日付けで知事から総務大臣への届出も行われています。
 この伝達式に際し、真鍋県知事から「皆様のご苦労をいただいて、合併に漕ぎ着け、ここに決定されることになったことに対し、心よりお慶びを申し上げます。これは、各町長、議員及び住民の皆様方のご努力、ご尽力のお陰で、このような結果となったことに敬意を表したいと思います。「さぬき市」が、「合併して良かったな。」と言えるよう県としても、様々な取組みに対して、全力で支援していきたいと考えています。」との労いのお言葉をいただきました。
 これに対し、小西会長が「「さぬき市」の合併決定、ありがとうございました。県からのご尽力をいただいて、一つの段階が過ぎたのかと思っています。40年前の合併は、住民と行政がさほど深いつながりのないものでしたが、今回の合併は深いつながりを有しており、強く責任を感じているところです。合併まで、残すところ5か月余りしかなく、処理することもたくさんありますが、誠心誠意努力して、来春4月1日までにすべてをクリアーして、「さぬき市」へ移行できるようにしたいと考えています。」と合併決定に際しての所感を述べられました。
 この決定及び総務大臣への届出により、年内には総務大臣による5町の廃置分合に係る官報告示がなされる予定になっています。

(3)5町長による廃置分合申請
廃置分合申請書提出の様子 (20KB) 5町の臨時会において合併関連議案がすべて可決されたことを受けて、合併協定書、合併に関する議会の議決書や人口・産業構造・財政状況等を記載した5町の状況など、廃置分合の申請に必要な書類を整え、8月29日、香川県庁において、5町長から香川県知事に申請書の提出が行われました。

 香川県知事に対する5町の廃置分合申請後、合併に至るまでの必要な手続き等、今後の予定は次のとおりです。
  1. 香川県議会の議決

  2. 香川県知事による廃置分合の決定

  3. 総務大臣への届出

  4.  県知事は、5町による廃置分合申請に基づき、県議会の議決を経て、廃置分合の決定を行い、直ちにその旨を総務大臣に届け出ます。

  5. 総務大臣による告示
 総務大臣は、この届出を受理したときは、直ちにその旨を告示し、この大臣告示(官報告示)により、5町合併の効力を生じることになります。

 今後、平成14年4月1日の新市発足(市制施行)に向けて、関係方面と十分な連絡調整を行いながら、鋭意諸手続きを進めていくことになります。

(4)5町議会臨時会で合併関連議案を議決
 5町長による合併協定調印を受け、8月23日には5町議会において臨時会が招集され、合併に関する次の3議案が審議されました。
  1. 「平成14年4月1日から5町を廃し、その区域をもって新たに「さぬき市」を設置することを香川県知事に申請する。」5町の廃置分合(市制施行)について

  2. 5町の廃置分合に伴う財産処分に関する協議について

  3. 5町の廃置分合に伴う議会の議員の在任及び農業委員会の選挙による委員の任期に関する協議について

議会の様子 (23KB) なお、1の廃置分合申請については、地方自治法第7条第1項に基づく手続きであり、2の廃置分合に伴う財産処分の協議については、同法同条第4項の規定により、合併関係市町村が協議して定めることになっています。そして、この申請及び協議については、同法同条第5項の規定により、議会の議決を得なければならないことになっています。
 また、3については、市町村の合併の特例に関する法律第7条及び第8条の規定に基づき、合併関係市町村が協議のうえ定め、議会の議決を得なければならないことになっています。
 これら廃置分合議案については、5町議会で同時に審議の結果、津田町議会は10対1、大川町議会は11対0、志度町議会は17対0、寒川町議会は10対1、長尾町議会は10対1で可決されました。ほか2議案も起立多数(大川町、志度町は起立全員)で可決されました。

(5)合併協定書に調印
 津田町、大川町、志度町、寒川町及び長尾町の「合併協定調印式」が8月20日、志度町の志度音楽ホールで開催されました。合併協定調印式 (12KB)
 調印式には、5町長をはじめ、町議、町関係者、来賓の真鍋香川県知事ら約450人が出席。事務局から合併に至るまでの経過報告や協定書の説明が行われた後、合併協議会で確認された48の協定項目が記された協定書に5町長が署名、押印しました。
 続いて、立会人である31人の合併協議会委員と真鍋香川県知事が署名を行い、協定書が知事の手から5町長の手元にそれぞれ届けられると、満場の拍手が湧き上がりました。協定書に調印 (14KB)
 その後、5町長を代表して小西会長が「調印までには幾多の過程があったがようやくここまでこぎつけ、心から嬉しく思っている。私達は次の世代に対応できる組織づくりのために合併に踏み切った。合併によって各町の長所を伸ばし、短所を補いながら団結していけば「さぬき市」が将来に向けて大きく発展していくものと期待を持っている。」とあいさつを行いました。
調印を受けて、8月23日には5町で一斉に合併関連議案を審議する臨時議会を開会し、町議会での議決後、県議会の議決や知事による市制施行の決定、総務大臣の告示を経て、年内には人口57,773人(平成12年国勢調査)の「さぬき市」が誕生します。
さぬき市誕生 (22KB)


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