更新日:2025年5月14日
釜鳴神事は、釜の鳴り方でその年の農作物の出来具合を占う行事として、千年以上にわたり行われています。
神事では、本殿横の斎場で熱した釜の上に木樽のような形の甑(にしき)を置き、米と水を入れて炊きます。
釜が鳴れば「吉祥」。鳴らなければ「凶事」と言われています。
蓋をずらすと低音で「ブォーン」「ブォーン」と響く音が例年より早く聞こえてきました。
今年のご託宣は、「吉」でした。
「かき曇る 空さえ晴れて さしのぼる 日かげのどけき 我がこころかな」
これは、「心を素直にし、正しく行動すればより運勢が良くなるので、欲を持たず人のために尽くしなさい。」という意味だそうです。
釜から「吉祥」を報せる低い音が例年より早く鳴り響いたため、関係者や見物客は安堵の笑みを浮かべていました。
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