令和7年第3回定例会一般質問(要旨)
質問 | 1.サルによる被害対策について ①サルによる農作物被害や出没に対する通報などの現状と、その対応策の評価について ②花火などを使用したサルの追い払い手法に向けた検討状況及び安全面や環境面への配慮について ③今後の長期的な被害防止策の検討について |
答弁 | ①捕獲頭数は、増加傾向にあり被害防止に一定の効果が出ている。 ②集落での追い払いに対し受講料や花火代等の補助制度の活用の周知と継続に向けた取組の推進。 ③モデル集落として実際に活動し検証する。捕獲による個体数の管理、侵入防止柵や電気柵の設置に係る費用の助成。 |
質問 | 1.児童の熱中症対策及び通学支援について 2.墓じまいへの支援について |
答弁 | 1.熱中症特別警戒アラート発表時の方針については、香川県の方針を踏まえ、臨時休校の措置等対応する。スクールバス等の通学支援も引き続き検討する。 2.今後先進自治体の取扱いも参考にしながら、市民の皆様の負担軽減を図ってまいりたい。 |
質問 | 1.Lアラートへの情報入力の際の組織体制について 2.高齢者、障害者の方に対するタクシー利用料金の助成額の増額について 3.学校現場での熱中症対策の一つである、冷たい水の給水支援について |
答弁 | 1.避難情報等の入力操作ができる職員は危機管理課の担当6名で、今後、入力操作ができる職員の育成に取り組む。 2.最重要課題として、助成額の増額の可能性について取り組む。 3.冷たい水の給水支援は、非常に有効な手段の一つであり、いくつかの課題を整理し検討する。 |
質問 | 1.公共交通分野の人材確保について 市として交通事業の人材確保における課題は何と考えているのか。他業種との賃金格差に鑑み、支援制度を講じるべきでは。 2.大川公民館の今後について 前回の質問から1年近く経過するが進捗は。 |
答弁 | 1.少子高齢化や長時間労働、賃金水準が他業種と比べて低いことなどが要因となっていると認識する。他市町の事例も参考にしながら対応に努めたい。 2.引き続き鋭意検討を進めたい。 |
質問 | 1.小学校教諭の生徒盗撮がニュースで報道される中さぬき市教育委員会の現在の取組を問う。 2.さぬき市コミュニティバスの令和7年度の現在までの利用者状況を問う。大幅な減少が考えられる中、スクールバスとの融合についてもどのように考えているか問う。 |
答弁 | 1.市教育委員会としては重大事件と認識し、教職員に対して児童生徒性暴力防止等に関する教師の服務規律の確保の徹底についての通知文を発出するとともに管理職への指導を行った。 2.4月から7月までの利用者が5,980人減少した。今後はコミュニティバス、スクールバスの効率的な利用を考える。 |
質問 | 1.さぬき市における「選挙公営制度」の充実について 2.罰則を伴うカスハラ防止条例の制定について |
答弁 | 1.県内6市7町が任意制選挙公営制度に関する条例制定をしている。しかし、制度拡充による「立候補者数が増加する効果」の見極めは難しい。ただ、選挙公営制度の拡充については、今後も研究していきたい。 2. 罰則適用については、多角的な検討を要する。先進自治体の運用状況等を注視していく。また、「さぬき市職員のハラスメントの防止等に関する規則」の対象を拡大する予定はない。国から示される方針に基づき、カスハラに対し組織的に対応していきたい。 |
質問 | 1.「手話施策推進法」の施行による本市の更なる施策の推進について 2.「女性活躍推進法」の改正による女性職員への健康配慮の取組について 3.がん検診の受診率向上の取組について |
答弁 | 1.現在の取組を継続しながら、より実効性のある施策を鋭意検討したい。 2.令和8年度からの新たな計画を今年度中に策定する予定であり、女性職員が能力と個性を発揮できる職場づくりに向け、鋭意取り組みたい。 3.更なる受診率の向上と、30歳代の女性に対し乳がん検診の重要性・健康に対する知識の普及啓発に努めたい。 |
質問 | 1.本市、地域産業の振興について、イベント出展への機会の提供は地域産業の振興に有用であると考える。販路開拓に対する助成としての実績の有無・今後の展望などを示せ。 2.「CRASSO」後援について、さぬき市・さぬき市教育委員会が後援をしていた「CRASSO2025」のさぬき市ホームページ以外の告知方法を示せ。 |
答弁 | 1.「展示会・商談会出展」事業があり実績もあるが、申請実績が少ない状況となっている。更なる周知を行うとともに制度内容の見直しなども検討する。 2.市教育委員会では各学校を通じて全ての小・中学校の生徒・児童に対しチラシを配布し、周知を行った。他、商工観光課でもSNSを活用するなど様々な方法で周知を行った。 |
質問 | 1.地域おこし協力隊員の現状及び今後の計画的な採用と配置について、地域的な不均衡の印象がある隊員配置は、他の地域へも配置すべきであり、耕作放棄地や鳥獣害の問題等の農業分野の課題解決を隊員の業務とすべきで、その為の部署間の双方向の取組が必要であり、隊員を増員すべきである。 2.集落支援員の増員について、未配置の過疎地域に支援員を配置し、支援員と協力隊員の協力関係を構築し、地域課題に取り組むべきである。 |
答弁 | 1.今後の配置計画は未定だが、幅広い分野で課題等を検討し、協力隊制度の趣旨に沿った隊員配置に努める。 2.今後の配置計画は未定だが、新たな地域への配置に取り組み、支援員と協力隊の連携・協働を積極的に支援する。 |
質問 | 1.本市における「林野火災注意報」条例の制定の方向性と関連する諸施策について 2.国指定史跡津田古墳群保存活用計画について |
答弁 | 1.林野火災注意報の創設等に係る趣旨を踏まえ、関係機関等との連携を図る。条例等の改正は適切に対応する。 2.貴重な資料となるため保存方針を取りまとめた管理マニュアルとして長期的な保全・活用等を図り有効活用していく。 |
さぬき市議会事務局