令和4年度一般会計当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ266億3,000万円で、前年度から20億3,000万円（8.3％）の増額となりました。
　令和4年度は、平成31年3月に策定した「第2次さぬき市総合計画中期基本計画」の重点プロジェクトの一つである「人口減少対策」について、令和3年度に引き続き「働く場」、「さぬき市への人の流れ」、「結婚・出産・子育て」および「生きがい・安心」をキーワードとした取組を重点施策に掲げ、その着実な推進を目指します。
　また、長尾小学校の改築工事のほか、災害時避難所や生涯学習である志度および長尾公民館の新築移転工事に着手します。

＜歳入予算＞

　歳入のうち、市税は、固定資産税の増収などにより令和3年度当初予算と比べ、全体で1億1,334万円（2.3％）の増収を見込んでいます。国・県支出金は、長尾小学校改築事業などにより国庫支出金が、1億795万円（4.4％）の増、県支出金が、重層的支援体制整備事業などにより4,974万円（3.3％）の増となる見込みです。
　また、各種基金繰入金等は、志度および長尾公民館整備に係る基金繰入れや、まちづくり寄附金の増加を見込んで15億1,069万円（256.4％）の増となっています。

　＜歳出予算＞

　歳出のうち、人件費は、会計年度任用職員の期末手当の支給月数引上げ等により令和3年度当初予算と比べ、2億3,213万円（5.6％）の増、公債費は、定時償還元金が増加したものの、利子が減少したことから、1,711万円（0.5％）の減となり、義務的経費全体では、1億6,155万円（1.4％）増の119億944万円となっています。
　また、投資的経費は、長尾小学校の改築工事や、志度および長尾公民館の新築移転工事に係る経費を計上しているため、全体で14億9,987万円（96.0％）の増となっています。