令和7年度一般会計当初予算の総額は、歳入歳出それぞれ276億7,800万円で、前年度から14億9,800万円(5.7%)の増額となりました。
令和7年度は、「第2次さぬき市総合計画後期基本計画」の主要施策に基づく具体的取組を進めるほか、「第3期さぬき市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に掲げている、「生き生きと働く環境」、「さぬき市への人の流れ」、「結婚・出産・子育て」及び「生きがい・安心」をキーワードとした取組を重点施策に掲げ、その着実な推進を目指します。
<歳入予算>
歳入のうち、市税は、令和6年度税制改正により実施された個人市民税の定額減税の終了により令和6年度当初予算と比べ、全体で2億8,139万円(5.6%)の増収を見込んでいます。国・県支出金は、児童手当対象年齢が拡大したことなどにより国庫支出金が4億2,080万円(18.3%)の増、県支出金が、辛立文化センター改修事業などにより1億3,533万円(8.0%)の増となる見込みです。
また、市債は、大川広域し尿処理施設整備事業などにより3億7,670万円(22.3%)の増となっています。
<歳出予算>
歳出のうち、人件費は、人事院勧告を踏まえた職員給与の引き上げなどにより令和6年度当初予算と比べ、2億6,433万円(5.9%)の増、公債費は、長期債借入額の減少により、1億5,612万円(4.6%)の減となり、義務的経費全体では、2億1,060万円(1.8%)増の120億7,518万円となっています。
また、投資的経費は、志度音楽ホール施設整備事業や、小中学校の屋内運動場への空調設備整備事業などの実施に伴い、全体で3億2,782万円(12.9%)の増となっています。